PlayStation Suite SDK

 PlayStation Suite SDKは、どんな開発環境なのだろうと思っていたところ、以下の動画を見つけました。

プログラミング言語

  • C#
    • これは既知の情報ですね。
  • C#なコード「using Sce.Pss.Core;」「graphics.SetViewport(」〜などが見えます。

仮想マシン

ツール

  • 「PS Suite Studio (IDE)」
  • 「PS Suite UI Composer」
    • メニューやCommon Widgetsの各ウィジェットの説明が日本語になっています。

デモ

  • Vitaなど各デバイスで「3DグラフィックスのARPG風」。
  • など。

Base Class Library (BCL)

Core API

  • グラフィックスはOpenGLES 2.0相当。
    • カスタムシェーダ(頂点/フラグメント)を記述できる。
      • 個人的に、3D機能が限定的になっていないか心配もありましたが、自由に扱えそうです。
  • SoundEffect/Bgm/Game Pad/Touch/Motion/Clipboard/Font/Vector/Matrix…。

PS Suite API

  • new VertexBuffer(...
  • new ShaderProgram(...
  • SetAttributeBinding(...
  • new Texture2D(...

 OpenGL系の3D APIかつ、XNA風のクラスライブラリになっているようです。

高水準API

  • モデル描画/アニメーション
  • UIツールキット
  • 2D物理ライブラリ

技術ロードマップ

その他

  • 「アプリケーション・ストア」モデル
    • オープン環境
  • SDKライセンス
    • 事実上(or バーチャルで)、誰でもアクセスできる/ダウンロードできる
  • コンテント提出と承認プロセス
    • レビューと承認がある
    • 配信プロセス
      • セルフ・サービス
      • シングル提出
  • オープンβが予定されている様子
  • PlayStation StoreのPS Suiteエリア
    • ゲーム内からの購入も可能の予定

Dance Central 2

 Kinect専用ダンスゲーム「Dance Central」にも2作目が出ました。基本的なゲームシステムは前作と同じで、いくつかの改良が加わった印象です。

楽曲

 収録楽曲数は40曲以上と、前作より多くなっています。聞き覚えがあるところでは、EXILEの「I WISH FOR YOU」や、ルーマニア語の歌詞「マイアヒ マイアフ マイハホ マイアハハ」が印象的な、O-ZONEの「MAI AI HEE (DRAGOSTEA DIN TEI)」などが入っています。うまく踊れると嬉しいものですね。

音声認識

 音声認識にも対応しました。たとえば、プラクティス中に「Xbox、前のムーブ」と声に出せば、ジェスチャーを使わずとも、前のムーブを戻って練習ができます。

インポート

 「Dance Central 2」で、前作「Dance Central」の楽曲も楽しみたい場合には、「コードを入力」から前作に記載されたコードを入力して、400 MSPでインポートする方法が用意されています。

 基本的な遊び方については、前作の感想を参考にどうぞ。

Dance Central http://d.hatena.ne.jp/XELF/20110615/1308167440

Kinectスポーツ: シーズン2

 「Kinectスポーツ」に「シーズン2」が登場しました。前作とは異なる6つの競技「スキー」「野球」「ダーツ」「アメリカンフットボール」「テニス」「ゴルフ」が楽しめます。遊べる競技は、以下のように全く異なります。

Kinectスポーツ 「サッカー」「ボウリング」「陸上競技」「ボクシング」「ビーチバレー」「卓球」
Kinectスポーツ: シーズン2 「スキー」「野球」「ダーツ」「アメリカンフットボール」「テニス」「ゴルフ」

 ルールを知っている競技もあれば、そうでない競技もありますが、どの競技も楽しめますね。体力を使うものもあれば、そうでないものもあって、遊び分けることができます。

 各競技では、「シングルプレイ」「マルチプレイ」や、「難易度」などが選択ができます。また、各競技にはいくつかの音声を使った操作もあります。
 今回はシングルプレイを中心に遊びましたが、本作シングルプレイでの各競技は、以下のような遊び方になっています。

ダーツ

 的の点数にダーツを当て、501点から自分の点数をちょうど0点まで相手より先に減らすルール「501ゲーム」です。どの競技もそうですが、ルールはプレイ中に説明されるので、心配は無用です。また、点数の計算を自分でする必要はなく、的のどこを狙えばよいか示されます。正確に投げることに集中すればいい、分かりやすいゲームになっています。
 構えた手を動かし表示された狙いの位置を調整した後、投げる動きをするとダーツが飛びます。狙いと投げの正確性が問われますので、画面の位置とKinectセンサーの位置に気を付けて立ち位置を合わると、うまくいくようです。

ゴルフ

 Kinectでスイングやパッドの動作をしてプレイします。横向きで構え、前後(Kinectセンサーに対して横移動)で向きを調整し、スイングの動きの強弱で調整します。パッドでは、ラインが合っているほど白い矢印が濃く表示されます。

スキー

 旗門を通り、段差に合わせてジャンプして、ゴールまでのタイムを競います。身体を左右に傾け曲がり、前かがみで加速です。旗門の不通過は、タイムへのペナルティになります。

野球

 攻めでは打者、守りでは投手および守備をプレイします。
 打者の場合には、右または左に横向きで構えると、投手がボールを投げるので、合わせバットを振ります。
 打った球がヒットになるか微妙なときには、塁へ走る動きが必要になります。足を前に出すとスライディングします。
 投手は、右または左に手を挙げ、投球します。角度によりストレートかカーブになります。動きの速さは球速に関係します。

アメリカンフットボール

 「タッチダウン」(相手のエンドゾーン内でパスを捕球)または「フィールドゴール」(キックでゴールポスト間のクロスバー上方を通す)によって、相手チームよりも高い得点を競う競技です。
 まずじゃがんで、前方の3人の味方のいずれかにタイミングを見てパスを投げ、続いて受け取った味方となって、サイドステップで守りをよけながら走り、前方へとボールを運びます。タックルを受けるとプレイが止まります。これがプレイ中の基本的な動作です。フィールドゴールやパントではキックの動作があります。
 攻守の入れ替えがあり、相手チームの攻めは「相手チームのプレイの概要」画面で、簡単に結果が示されます。
 しゃがんでから、走る動作が繰り返されますので、スタミナを使う競技になっていますね。

テニス

 フォアハンドとバックハンドの打ち分けができます。踏み込むんで打つことで威力を増します。打ち返しの成功判定は比較的甘いように見えますが、もちろん、タイミングを合わせる必要があります。サーブでは、フォルトになることもあります。

Kinectスポーツ http://d.hatena.ne.jp/XELF/20101123/1290499509

Kinect アニマルズ - フシギな島のなかまたち -

 ふわふわ毛並みがかわいらしい猛獣の仔と、一緒におもちゃで遊ぶことができます。

 「Kinect アニマルズ - フシギな島のなかまたち -」は、「Kinect アニマルズ」に新機能を追加したパッケージです。すでに「Kinect アニマルズ」を持っている場合は、ゲーム追加ダウンロードコンテンツDLC)として1200 MSPで遊ぶことができるKinect専用のゲームです。

クマやパンダ

 「Kinect アニマルズ」では「バンブル」がレムリア島の案内役でしたが、今回新たに「リナ」が登場し、ミラの島でクマやパンダと遊ぶこともできるようになりました。
 「Kinect アニマルズ」の内容は「ネコのなかまたちと遊ぶ」から、「Kinect アニマルズ - フシギな島のなかまたち -」の内容は「クマのなかまたちと遊ぶ」から、始めることができます。プレイ中でも、「レムリアの地図」や「ミラの地図」を選んで移動することで、切り替えることができます。

ゲームの進め方

 「Kinectアニマルズ」と同じようにゲームは進みます。遊んでいると「発見メーター」が進んで、お話に展開があり、徐々に島の地図が明らかになっていきます。
 遊び方はその都度、「バンブル」や「リナ」が説明してくれるので、猛獣の仔の持ってくるおもちゃで遊んだり、お話の展開に沿ってなんとなくプレイできます。もちろん、「おもちゃばこ」のメニューからおもちゃを選んだり、行ったことのある場所へ移動しても構いません。
 また、新しい遊びの後に出てくる「コンテスト」では、その遊びを使った競技として、ポイントを競うことができます。

 ミラ島で遊んだ中で特に新しい動きとして、「つり」(ルアー釣り)が追加されていました。

 ゲームの雰囲気や、説明書のルビなど、ファミリー向けとなっています。Kinectを使い、ゲームコントローラー不要で楽しむことができるゲームです。

以前の「Kinect アニマルズ」 http://d.hatena.ne.jp/XELF/20101221/1292924451

Forza Motorsport 4

 このシリーズは、Forza Motorsport 3から遊んでいます。簡単にドライブさせてくれる「推奨ラインの表示」や「アシスト機能」、ユーザー間で共有できる「ペイント」機能などは健在です。
 グラフィックスのリアリティもかなりのもので、特にAutovistaモードでの鑑賞は、一見するだけでは実写との区別することが一段と難しくなっています。
 また、コントローラーの振動機能もかなり活きている印象です。場面の演出として振動が使われる用法とは異なり、走行状態の変化を繊細に伝えているように思います。

音声

 今回の音声ガイドは男性です。細かいことがわからなくても、次にすることが音声でわかります。全体的にも、「音声」「アシスト」「クイックアップグレード」など、初心者に優しいつくりです。

プロフィールのインポート

 Forza Motorsport 3からのプロフィールのインポートに対応しています。クルマの引き継ぎと、ドライバーレベルに応じたスペシャルボーナスのクルマがもらえます。

ゲームモードをいくつか

キャリアをプレイ / レースに参加

 「イベント」に参加してレースをするモードです。シーズン中の「イベント」に参加して、レースで経験を獲得したり、新しいクルマを手に入れたりしながらゲームは進みます。ゴール順を競う通常のレースのほかに、ときにはコース上に置かれたボーリングのピンを倒すといった「チャレンジ」もあります。

コミュニティー / ライバル

 目標とするフレンドやほかのプレイヤーのリプレイをゴーストカーにして、タイムアタックができます。目標は随時、自動的に設定されますし、変更することもできます。プレイヤーが記録した目標があると、記録を上回ろうとして、余計に気合が入りますね。累計、何十週もチャレンジしてしまうことも。これまでのレースゲームのタイムアタックに打ち込んだときの記憶がよみがえります。

コミュニティー / オンラインレース / THE PLAYGROUND / Tag (virus)

 通常のレースを忘れて遊ぶ「THE PLAYGROUND」モードもあります。たとえば、クルマでコース上を走って鬼ごっこする「Tag (virus)」モードです。鬼につかまる(ぶつかる)と鬼になります。最後まで鬼にならなかったプレイヤーが勝利です。

Kinect対応

Kinect音声認識

 メニューの移動には、Kinect音声認識が使えます。まず「Xbox」と声をだし、つづいて表示されるメニューの項目を声に出してメニュー項目を選ぶ、Kinect音声認識でお馴染みの方法です。直接メニューを移動できるので便利です。認識精度も問題ありません。

Kinectでステアリング

 Kinectでステアリング操作をするプレイモードもあり、タイトル画面からKinectセンサーを使ってプレイ開始したメインメニューの中にあります。ハンドルを回すように両手を動かすことで左右にハンドルを切ることができます。アクセルなどはアシスト機能が働いて、ステアリング操作だけに集中して楽しめるモードです。Kinectが認識されない状態になっても、緩やかなコーナーを自動的に走行できる程度にアシストが効いています。

Autovista

 Autovistaは、ショウルームのようにクルマを観賞するモードです。このモードでは特に写実的で精細なクルマを観賞することができます。Kinectで覗き込んだりといった操作にも対応していて、各部の解説をクルマごとに聞くこともできます。

DISC 2

 今回も2枚組です。DISC 2には、追加のクルマが収録されていて、ゲーム中のメインメニュー「DISC 2 を挿入」からインストールできます。4つのパックに分割されているので、希望するパックを選ぶこともできます。

The Gunstringer

 Kinect専用のゲーム、「The Gunstringer」を遊んでみました。

 「The Gunstringer」はKinect専用のガンシューティングです。両手のみの操作で、座っていてもプレイできます。初期のKinect用ゲームタイトルは立ってプレイするものが多くありましたが、使い方にも幅が出てきている印象です。

舞台

 ウェスタンを舞台に、カウボーイ「ガンストリンガー」が射撃をするゲームです。ただし、プレイヤーが操る「ガンストリンガー」というのは、ガイコツ姿のマリオネット(糸釣り人形)なのです。「ガンストリンガー」(gun + stringer)の名前もなんとなく理解できますね。
 開発元は「‘Splosion Man」と同じTwisted Pixel Gamesです。デザインの方向性が似ているでしょうか。

 ゲームは劇の「1幕」「2幕」…という形で、ステージ制で進行します。移動中に向こうからやってくる敵を撃ったり、建物の前に留まって物陰から現れる敵を撃ったりと、レールシューティングとも言えるかも知れません。

操作

 基本的な操作は次の通りです。「設定」の「左利きモードをオンにする」をチェックすれば、右手と左手の操作を入れ替えることもできます。

  • 左手の左右へ振ると、左右に移動
  • 左手を上に挙げてジャンプ
  • 右手で照準の位置を移動し、ロックオンした後、右手を上に挙げてまとめて射撃

 「両手ともに射撃操作となる二丁拳銃」「物陰に隠れ、左右から覗いて射撃」、ときには「腕を突き出して、パンチ」といったように、場面によって操作方法は変化します。また、拳銃のようなロックオンなしのショットガンを使う場面もあります。

 プレイ時の体力の消耗具合に触れておきます。Kinectを使い、座って両手のみで遊べるので、それほど疲労は大きくありません。腕を前に出す必要があることと、素早く反応しようとしてオーバーアクションになってしまうと、少し消耗しますね。

Gears of War 3

 先日、Gears of War 3が出ました。Gears of War 2では、オフラインで遊んだのですが、GoW3では、オンラインの各モードを優先して楽しんでいます。きっちり「ストーリーモード」「協力プレイ」「対戦プレイ」のゲームモードがそろっていますし、対戦に抵抗がある方にも「ストーリーモード」「Hordeモード」「Beastモード」で協力プレイので安心です。グロテスクな表現が含まれる点に注意は必要ですが、TPS形式のゲームとして人気タイトルであることを感じさせられます。

武器

 今回は対戦を多く遊んだことで、GoWの武器の特徴も理解できてきました。
 プレイ中、所持している武器の変更には、[DPAD]を使います。デフォルト装備は、右と左にそれぞれアサルトライフルとショットガンを持っています。上はグレネード、下はピストルです。

デフォルト装備

 対戦やHordeモードでのデフォルト装備は、オプションの「マルチプレイヤー」の中で設定しておくことができ、また復活前の観戦中にも選ぶことができます。

 中距離用のアサルトライフルは、「ランサー」「レトロランサー」「ハンマーバースト」の3種類です。ランサーではチェーンソーによる接近攻撃ができ、レトロランサーにはバヨネット(銃剣)がついていて、突進からの突き刺しによる接近攻撃もできます。それぞれ射程、威力、集弾性、反動に違いがあります。
 近距離用の散弾銃は、「ナッシャーショットガン」「ソードオフショットガン」の2種類です。これらは離れると急激に威力が落ちるため、ほかの武器との使い分けが必要です。特に対戦での「ソードオフショットガン」は、近距離で一撃でキルできる威力があります。その代わりに、1弾ずつ遅いリロードが必要なため、物陰からの出会い頭を狙うことになります。

 そのほか、落ちている武器があり、これらはもっと強力です。ストーリーモードや協力プレイモードでは、迅速な戦闘や弾数節約のためとして、対戦では切り札として使えます。

対戦

 GoW2ではオフラインのストーリーのみをプレイしていたので、比較はできないものの、GoW3のマルチプレイモードにはそれぞれ特徴があります。最初にマルチプレイを始めるときには、「パーティーのオプション」で「パブリック」など参加できる条件を確認しましょう。

Team Deathmatch

 FPS/TPSでよくみられる2チームでの対戦モードです。プレイヤーは5対5で、復活数を使いきって全滅した方が負けです。人数が足りないときは自動的にAIが参戦します。

Warzone

 Team Deathmatchから復活をなくした対戦モードです。復活がないので、捨て身プレイはためらいます。

Execution

 Warzoneの内容に加え、とどめを刺す必要がある対戦モードです。

Capture the Leader

 味方のリーダーを守りながら、一定時間、敵のリーダーを確保(ミートシールド)することが勝利条件の対戦モードです。リーダーはランダムで選ばれます。自身よりもリーダーを優先するという点で、思い切ったプレイができると思います。リーダーの位置は常に敵にばれていて、リーダーは敵の位置を確認できる点が特別です。一方、リーダーになったときは、逃げ回るか、応戦するか、敵に回り込まれていないか警戒しながらプレイすることになります。

King of the Hill

 目標地点(リング)を制圧し、先に一定カウントを勝ち取る対戦モードです。リングの制圧が目標なので、乱戦になります。復活数の決まっている「Team Deathmatch」「Warzone」「Execution」に抵抗がある場合、まずは「King of the Hill」で修業してみるのもよいかも知れません。
 リングは一定時間ずつ所定のいくつかの場所の1つからランダムで現れるので、1つのリングが終了に近づいたら、次のリングをとりに行くことも大事です。

協力プレイ(COOP)モード

Hordeモード

 最大5人で、ローカストを殲滅する協力プレイモードです。50ウェーブ(ラウンド)あるということで、やり応えがあります。スタンダードでは、フレンドの招待などを除いて途中参加がないので、時間を十分に確保して挑戦したいモードです。
 また、「バリア」「デコイ」「セントリー」「タレット」「シルバーバック」の防衛設備があり、そのマッチ中に稼いだキャッシュを使って、設置や修理ができます。これに関してはレベル制なので、プレイを重ねた方が攻略に有利のようです。

Beastモード

 Hordeモードとは逆に、敵側のローカストでプレイして、グランドウォーカー(ローカストたちにとっての人間の呼び名)を時間制限内に殲滅する協力プレイ(COOP)モードです。こちらは全12ウェーブで、順調に進むと20分程度で済むので、Hordeモードと比べて気楽に参加できます。最初は難しく考えることなく、ワイルドティッカーで施設を壊したり、ティッカーで誘導ミサイルのごとく、目標に近づいて自爆したりしてみるといいでしょう。
 うまくプレイすると、終盤のウェーブで「グループ4 Beastユニット」が選べるようになるので、ベルセルクで大暴れできます。
 Beastモードは、ほかのモードの気分転換や、まとまった時間がないときにも楽しめるモードです。