Forza Motorsport 4

 このシリーズは、Forza Motorsport 3から遊んでいます。簡単にドライブさせてくれる「推奨ラインの表示」や「アシスト機能」、ユーザー間で共有できる「ペイント」機能などは健在です。
 グラフィックスのリアリティもかなりのもので、特にAutovistaモードでの鑑賞は、一見するだけでは実写との区別することが一段と難しくなっています。
 また、コントローラーの振動機能もかなり活きている印象です。場面の演出として振動が使われる用法とは異なり、走行状態の変化を繊細に伝えているように思います。

音声

 今回の音声ガイドは男性です。細かいことがわからなくても、次にすることが音声でわかります。全体的にも、「音声」「アシスト」「クイックアップグレード」など、初心者に優しいつくりです。

プロフィールのインポート

 Forza Motorsport 3からのプロフィールのインポートに対応しています。クルマの引き継ぎと、ドライバーレベルに応じたスペシャルボーナスのクルマがもらえます。

ゲームモードをいくつか

キャリアをプレイ / レースに参加

 「イベント」に参加してレースをするモードです。シーズン中の「イベント」に参加して、レースで経験を獲得したり、新しいクルマを手に入れたりしながらゲームは進みます。ゴール順を競う通常のレースのほかに、ときにはコース上に置かれたボーリングのピンを倒すといった「チャレンジ」もあります。

コミュニティー / ライバル

 目標とするフレンドやほかのプレイヤーのリプレイをゴーストカーにして、タイムアタックができます。目標は随時、自動的に設定されますし、変更することもできます。プレイヤーが記録した目標があると、記録を上回ろうとして、余計に気合が入りますね。累計、何十週もチャレンジしてしまうことも。これまでのレースゲームのタイムアタックに打ち込んだときの記憶がよみがえります。

コミュニティー / オンラインレース / THE PLAYGROUND / Tag (virus)

 通常のレースを忘れて遊ぶ「THE PLAYGROUND」モードもあります。たとえば、クルマでコース上を走って鬼ごっこする「Tag (virus)」モードです。鬼につかまる(ぶつかる)と鬼になります。最後まで鬼にならなかったプレイヤーが勝利です。

Kinect対応

Kinect音声認識

 メニューの移動には、Kinect音声認識が使えます。まず「Xbox」と声をだし、つづいて表示されるメニューの項目を声に出してメニュー項目を選ぶ、Kinect音声認識でお馴染みの方法です。直接メニューを移動できるので便利です。認識精度も問題ありません。

Kinectでステアリング

 Kinectでステアリング操作をするプレイモードもあり、タイトル画面からKinectセンサーを使ってプレイ開始したメインメニューの中にあります。ハンドルを回すように両手を動かすことで左右にハンドルを切ることができます。アクセルなどはアシスト機能が働いて、ステアリング操作だけに集中して楽しめるモードです。Kinectが認識されない状態になっても、緩やかなコーナーを自動的に走行できる程度にアシストが効いています。

Autovista

 Autovistaは、ショウルームのようにクルマを観賞するモードです。このモードでは特に写実的で精細なクルマを観賞することができます。Kinectで覗き込んだりといった操作にも対応していて、各部の解説をクルマごとに聞くこともできます。

DISC 2

 今回も2枚組です。DISC 2には、追加のクルマが収録されていて、ゲーム中のメインメニュー「DISC 2 を挿入」からインストールできます。4つのパックに分割されているので、希望するパックを選ぶこともできます。