sftdlgMQでレンダリング
Metasequoiaプラグイン形式のレンダラー「sftdlgMQ」を試してみました。
sftdlgMQ_110121のバージョンでの印象
- Metasequoia用のプラグインなので、材質などはだいたいそのままで問題ない。(外部レンダラー利用ではα値の扱いで問題が出やすい)
- Metasequoia用のプラグインなので、設定がMQX形式ファイル内に保存されて便利。
- フォトンマップは何か問題がありそう。
- エッジはアンチエリアシング対象外の様子。
- Keynoteとの連携はないが、Keynoteで「Freeze」すればポーズつきの描画はできる(破壊的操作なので怖いですが)。
- レンダリング画像の保存はBMP形式のみ。(PNG形式などでα値も保存できたら応用が広がりますね)
- 若干挙動不審な場合あり。
- 両面ポリゴンの設定はない様子。(以下の画像では未対処)
材質パラメータの強化、GIの強化、Keynote連携などを期待したいところですね。
現在のLulieモデルの進捗状況
sftdlgMQで描画させた画像をまとめて、レイアウトしてみました。
以前、Metasequoia内蔵レンダラーを使った画像( http://d.hatena.ne.jp/XELF/20110717/1310912666 )では、法線関連や発色など、シェーディングには不満がありました。そのような点はこのようなレンダラーを使うと解消できます。
一方で、プリレンダリング画像を作ろうとすると、ポリゴンの交錯や法線などの問題がところどころ見つかります。モデルの方を更新していきたい部分です。