Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ

 Kinect専用ゲーム「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」を遊んでみました。

 「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」では、ディズニーランド・パーク(カリフォルニア州アナハイム)がモチーフの世界を歩き回ることができます。そこにはお馴染みのキャラクターがいて、手を振って会うと、おじきやハイタッチなどができます。キャラクターからは、ちょっとしたお願いごと「タスク」をもらうことがあります。再び手を振れば、別れることができます。

 パーク内では、腕を前に伸ばして移動です。腕を右や左に向ければ方向転換もできます。光る線の道しるべ「ルートガイド」をたどっていけば、「タスク」を進められる場所に着きます。何をしようか迷ったときはルートガイドに沿って進んでいけば、自然と進められるというわけです。ほかにやりたいことがあればマップを使って移動してもいいですし、別のタスクを進めても構わないようです。そう、マルチタスク……もとい、いわゆる「お使いクエスト」になっているんですね。

 キャラクターに会う以外にも、「まほうのつえ」や「ブラスター」を使ったパーク内の遊びも用意されています。

 写真を撮ったり、サインをもらったり、かくれミッキーを探したりと、ディズニーランドにいる気分を味わいつつ、ゲームならではの体験も楽しめるようになっています。コレクション要素も多く、結構なボリュームがありそうです。

アトラクション

 タスクに絡めて、アトラクションが用意されていて、手を振って近づくと、遊ぶことができます。
 アトラクションは、避けたりジャンプしたりポーズをとったりと、全身の動きを使ったアクションです。「Kinectスポーツ」や「Kinectアニマルズ」にあるような高得点を目指すゲームといってよさそうです。

マッターホーン・ボブスレー

 たとえば、「マッターホーン・ボブスレー」では、雪合戦のステージがあります。物陰から雪男に雪玉を投げつけ、飛んできた雪玉をしゃがんでかわすゲームです。
 プレイヤーの意志で自由に歩き回るわけではないものの、なんだかカバーアクションのあるTPSのようです。なかなか体力を使うステージです。

惜しい点

  • アバター作成では、画面の中にボタンとスクロールがあって、誤操作してしまうことがありました。
  • アバターを選ばせてくれるのなら、もう少し顔立ちに選択肢があればと思うところです。
  • 主なキャラクターは、日本語音声と日本語字幕になっていますが、一部キャラクターは英語音声と日本語字幕となっていました。
  • 腕を使う移動操作で、散らばるコインを集めるのはちょっと大変ですね。
Microsoft MVP 向け “ディズニーランド・アドベンチャーズ” レビュー キャンペーンに参加し、本ソフトのレビューを行っています