Kinectセンサーで簡易3Dスキャナ

 Kinect for Windows SDK Betaを利用したちょっとしたプログラムを作りました。ソフトウェアはClickOnceで公開しておきます。

XELF's Simple 3D Scanner by Kinect SDK

概要

 Kinectセンサー用簡易3Dスキャナです。Kinectセンサーのビデオ(RGB)と深度から簡易的な3Dモデルを作ることができます。(現在のところMQO形式とPNG形式のセット)

必須環境
操作方法

 キーボードでいくつかの操作ができます。簡単な説明が画面にあります。3D画面は角度をつけてみるために自動的に視点移動しています。基本的な使い方は次のようになります。

  1. Kinectセンサーに電源をつなぎ、Windows 7のPCにUSB接続して待機しておきます。
  2. このソフトウェアを起動します。
  3. ウィンドウに3Dスキャン状態が表示されます。
  4. [F5]キーを押すと、データを保存します。
  5. [F9]キーを押すと、保存フォルダを開くことができます。
  6. 後はご自由に(MQOファイルをMQO対応ツールで見るなど)
[F5] 現在のスキャン状態を3Dオブジェクトと画像として保存します。出力形式は、MetasequoiaのMQO形式とテクスチャ画像として参照されるPNG画像です
[F9] 保存先のフォルダ(マイドキュメント\Scan)を開く
[Space] バッファをクリアします(長時間露光モード用)
[L] 長時間露光モード(起動時の既定。静止被写体のスキャン用。ノイズ低減のためバッファに蓄積して平均します)/短時間露光(通常)モードの切り替え
[W] ワイヤーフレーム/ソリッド表示の切り替え
[V] ビデオイメージのピクチャ表示と内部処理のON/OFF
[D] 深度イメージのピクチャ表示のON/OFF
メモ
  • 現在のところ、解像度は固定です。