XNA

Vidroシーンファイルを書き出してVidroで3D描画

先日より、独自XModel形式から、Vidro用シーンファイルへの書き出しに着手しました。XModelからの3Dレンダラ用データの書き出しは機会を見てやってみたいと思っていました。 動機 現在の資源を活用する条件下で、オフライン3Dレンダラを活用し、GIなどを駆使…

Xbox LIVEインディーズゲームの上限容量と上限タイトル数の引き上げ

Xbox 360のXbox LIVEインディーズゲームにおける上限容量と上限タイトル数の引き上げが発表されました。 240MSPまたは400MSP設定のゲームタイトルの提出時のCCGAMEパッケージのファイルサイズが、最大500MBに引き上げられました。(これまでは最大150MBでし…

縁取りやドロップシャドウつきの特別な文字列描画に挑戦

前回の「エンボス in 3Dモデル」の本来の目標としてた特別な文字列描画プログラムができました。前回の「エンボス in 3Dモデル」で文字の3Dモデルを作って使うものです。 ※「エンボス in 3Dモデル」のプラグインには、文字サイズを特定するために、加工前に…

Kinectセンサーで簡易3Dスキャナ

Kinect for Windows SDK Betaを利用したちょっとしたプログラムを作りました。ソフトウェアはClickOnceで公開しておきます。 XELF's Simple 3D Scanner by Kinect SDK 概要 Kinectセンサー用簡易3Dスキャナです。Kinectセンサーのビデオ(RGB)と深度から簡易…

Silverlight 5 RCが登場。XNA互換APIの変更点は?

Silverlight 5 RCが登場しました。今回も3D周りのサポートのために加わったXNA互換APIに注目して、Silverlight 5 BetaからSilverlight 5 RCへの変更と新機能を見ておきたいと思います。 Microsoft Silverlight 5 RC Tools for Visual Studio 2010 Service Pa…

XNA/DirectXのMVP再受賞(2011年07月期)

XNA

このたびXELFは、2011 Microsoft MVPアワード(2011年07月期)をXNA/DirectXの分野で、2009年〜2010年に続き、受賞いたしました。ありがとうございます。 これまで関心をもってきた「XNA Game Studio 4.0」にとどまらず、XNAのAPIが取り入れられた「Windows …

Kinect for Windows SDK Betaが登場したのでさっそくスケルトントラッキングされる

Kinect for Windows SDK Betaが出ました。スケルトントラッキングだけでなく、マイクなども利用できるようです。 http://research.microsoft.com/en-us/um/redmond/projects/kinectsdk/default.aspx さっそく.NET Framework版 (C#)のAPIを使い、XNA Game Stu…

ミップマップに対応する

ミップマップに関する作業をしました。ミップマップ生成では、テクスチャの未使用領域に対する特別な対応をしたいものです。また、色のテクスチャと法線マップには、それぞれ異なるミップマップの演算方法が適しています。 作業の経緯 SculptrisにはUV展開と…

Dual Paraboroid Shadow Maps + Exponential Shadow Maps

先日、法線マップについて前進させたので、改めてシャドウマップについて考えていました。 シャドウマップにはいろいろあります。Dragoonでは基本的な「Exponential Shadow Maps」でした。今回は「Dual Paraboroid Shadow Maps」をやってみました。 Dual Par…

Xbox LIVEインディーズゲームの配信開始日が調整が可能に

Xbox LIVEインディーズゲームの配信開始日が調整が可能にになったようです。告知やプロモーションを計画的に実施しやすくなりました。 Xbox LIVE インディーズ ゲームの配信時期調整の機能を追加 http://create.msdn.com/ja-JP/home/news/xblig_peer_review_…

モデルビューアの更新 in Silverlight 5 Beta + XNA

前回以降の進捗状況 モデルを更新したり、気の向くまま「回転」や「アニメーション用グラフ」のユーザーコントロールを作って追加したりしました。 気ままな更新は一段落させて、そろそろこれまでの派生元の作業へフィードバッグするなど、次のステップに進…

接線空間変換デュアルクォータニオン in Silverlight 5 Beta + XNA

さらにXModelビューアについて進めました。今回は、「接線空間変換デュアルクォータニオン」(と呼べばいいでしょうか)の描画処理方式を検討しました。 今回のスクリーンショットは、以前ブログで登場させたモデルにしました。簡単な法線マップを追加してい…

スキニングモデルの動きを物理対応にしてみる in Silverlight 5 Beta + XNA

「Silverlight 5 Beta + XNA互換API」環境下での3Dスキニングモデルの表示プログラム(XModelビューア)を進展させてみました。 主な新機能 モデルの一部を力学的運動させることができるようになりました。(画像では判別できないとは思いますが) 設計時モ…

Silverlight 5 Beta + XNA互換APIで、3Dスキニングモデルのビューアを作ってみる

3Dスキニングモデル「XModel形式(.xm)」 独自の「XModel形式(.xm)」とそのライブラリ「XELF.XModel」をSilverlight 5上に持ってくる試みです。「XELF.XModel」は、3Dスキニングモデル+アニメーションのライブラリです。「Dragoon」用に、XNA Game Studio 3.…

Silverlight 5 BetaでXNAを使った3D描画テスト

Silverlight 5 Beta (Windows上)でのXNAのAPIを使った3D描画ができました。 不具合のためか頂点周りの問題の回避に苦労しましたが、ポリゴン2枚の初歩的な描画が動くようになりました。現状、シェーダモデル2.0ですが、カスタムシェーダが書けるので、工夫を…

Silverlight 5 BetaにXNA互換3D入りで登場 & Kinect for Windows SDK情報

[XNA][Silverlight][Kinect][WP7] Silverlight 5 BetaにXNA互換3D入りで登場 & Kinect for Windows SDK情報 MIX11の2日目キーノートにていくつかの情報が登場しました。詳細は余所に譲り、XNA Game StudioやXbox 360とつながりがある部分を挙げたいと思いま…

3Dキャラクターの調整や整備を進める

「Motion Captor」(仮称)やその関連の前回からの進捗状況です。それとともに、今後の応用にもつながるように、3Dモデル周りの対応や描画を拡張したり、3Dモデル自体を更新したりと、試行錯誤をしています。 スクリーンショットは、「Motion Captor」(仮称…

OpenNIの.NET用ラッパーライブラリ「XELF.OpenNI」更新 & サンプル公開

「XELF.OpenNI」のサンプル(プログラムとソースコード)として、「XELF.OpenNI.Sample」を公開します。以前に経過を書いた「OpenNIDotNetSample」(仮称)を整理し、スケルトントラッキングの状態を赤い点で表示する段階+αに相当しています。 また、「XELF…

「XELF.OpenNI」をどう使おうか

OpenNIがらみのリサーチ結果として、ちょっとした成果物にしておこうと考えました。さきほど公開した「XELF.OpenNI」は、その1つです。ラッパーはゴールではないので、何らかのアプリケーションも考えています。 先日の「OpenNIDotNetSample」(仮称)を発展…

OpenNIの.NET用ラッパーライブラリ「XELF.OpenNI」公開

概要 Kinectセンサーを活用するAPI/ライブラリとして、「OpenNI」( http://www.openni.org/ )があります。「XELF.OpenNI」は、OpenNIをWindowsの.NET言語環境(C#やXNAなど)から利用しやすいように、OpenNIのC言語APIを.NET用に部分的にラップしたクラスライ…

スケルトントラッキングをスキンモデルのボーンに適用してみる(2)

「OpenNIDotNetSample」(仮称)の調整が進み、問題を減らすことができたようです。スクリーンショットは、前回と似た片足立ちのポーズですが、今回は3Dキャラクター上でもそこそこバランスが取れているように見えます。胴(Torso)のトラッキングを、腰を表す…

スケルトントラッキングをスキンモデルのボーンに適用してみる

「OpenNIDotNetSample」(仮称)の続きです。何はともあれ、スケルトントラッキングの関節情報を、スキンモデルの3Dキャラクターに適用してみることにしました。 3Dキャラクター スキンモデルは、これまでに自作のものを使います。XNA Game Studio 3.1用の「…

OpenNIでKinectスケルトントラッキング

ついに自前のプログラムで、スケルトンのトラッキングができました。何のことかというと、Kinectです。 Kinectは、以前よりプログラミングでいじりたいと思っていました。OpenKinectやOpenNIの登場により、ずいぶんと身近になりましたので、ここ数日、Kinect…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (10) 本人確認編その5

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。 昨日(2010-12-09)の本人確認編その4の後に、「Congratulations, 名 苗字 of XELF. Welcome to the Windows Phone Marketplace developer program.」という内容の…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (9) 本人確認編その4

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。 私の本人確認のオーダーについて、GeoTrust (Asia Branch)から「認証行程が完了したので、リクエストを承認したとMicrosoftへ通知するつもり」という旨のメールが届…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (8) 本人確認編その3

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。 GeoTrustによる本人確認の行程ついては、遅れがあるとされていることや疑問点があったため、いくつかのアプローチを行っていました。本質的な進展があったので、進…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (7) USB接続編

※「Windows Phone 7端末でのデバッグに必要なこと」と「Windows Phone Marketplaceへのリリースに必要なこと」については、確認が進展中ですので、まとまり次第進めます。GeoTrust関連の残るアプローチについては、まだ進展がありません。そこで、USB接続編…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (6) 本人確認編その2

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。 本人確認に関連した疑問点について、これまでにわかった部分を整理します。 「Windows Phone 7端末でのデバッグに必要なこと」と「Windows Phone Marketplaceへのリ…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (4) 開封編

EMS受け取り 先の貨物の追跡にあるように、2010-11-28に、Windows Phone 7端末がEMSで届きました。 郵便局員より「税付」とのことで1,900円を払い、「サインで結構ですので」「フルネームで」とのことで、日本語でサインをして受け取りました。 ここでの料金…

海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (5) 本人確認編その1

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。 USB接続編をまとめる前に、本人確認編を進展させることにしました。 2010-11時点では、GeoTrustによる本人確認の行程が大きなハードルとなっているためです。フォー…