面作成に関する機能強化

 全体的なモデリング作業効率のことはさておき、現在のところ次の操作でスキニングが確認ができるようになっています。

  • 「ボーンを1つ追加」(Add Boneでボーン0を追加。これが現在のボーンとなる)
  • 「2点追加」(Add VertexまたはAdd Stripで2点をクリック。この2点はボーン0に完全に依存した状態(1.0)になる)
  • 「ボーンを1つ追加」(Add Boneでボーン1を追加。これが現在のボーンとなる)
  • 「ストリップを追加」(Add Stripで最初の2点と追加の2点をクリックしていく。追加の2点はボーン1に完全に依存した状態(1.0)になる)
  • 「細分割」(Subdivideで全体を細分割。特に、ボーン0とボーン1の間に追加される頂点群は、ボーン0とボーン1に0.5ずつ依存する)
  • 「ボーンを回転」(Rotate Boneで変形具合を確かめることができる)

追加

Triangle > Flip Triangle : 選択した三角形群の表裏を反転します。
Triangle > Refine : 選択した三角形群のうち、最大1箇所の面張りを改善します。

 乱れた面貼りを改善します。ただし、局所的評価であるため、望まない結果になることもあります。

Triangle > Subdivide : 選択した三角形群を細分割します。

 穴が開くことなく分割します。テクスチャ座標やボーンウェイトも補間します。位置の補間方法には検討の余地があります。
 頂点が依存できるボーン数は最大4つです。補間によって作られる頂点が、4つを超えるボーンに依存する場合には、重みをもとにして、4つに丸められます。

既存機能紹介

Vertex > Add Strip : ストリップを追加します。

 空間をクリックすると頂点が追加され選択状態に、または既存を頂点をクリックすると選択状態になります。クリック時にそのままドラッグすると、頂点を移動することができます。4点を追加したところで三角形が2つ追加され、先の2点は選択が解除されます。続けてジグザクに頂点を追加することで、連続して三角形を2つずつ追加することができます。また、三角形2つずつに対して、三角形2つからなる四辺形の辺と対角線に、合計6本のバネが追加されます。選択中の頂点はクリックすることで、選択を解除できます。

Bone > Add Bone : ボーンを追加します。

 クリックした位置をルート位置として、そのままドラッグして離した位置がゴール位置になります。既存のボーンのゴール位置をクリックした場合は、既存のボーンを親とする子ボーンとなります。

Bone > Rotate Bone : ボーンを回転します。

 ボーンに依存するスケレタル頂点はボーンの姿勢に応じて追従します。