KeynoteとYafaRay for Metasequoiaに触れる

 コードネームDragoonのモデルを更新しながら、Metasequoiaでのアニメーション作製用プラグインとして注目されるKeynote (bone.dll)に触れていました。


Keynote (bone.dll)関連の感触

 直近のアップデートでは、ミラーをフリーズしないで編集できるオプションがついて便利になりました。
 LightWaveを使っていた時代の悩みからいえば、Keynoteを使うとモデリングとボーン・ウェイト・モーションがほぼ同時編集できるので、「関節を曲げてみたら見ていられない変形が起きた」といった問題の修正が簡単にできるし、早々とモーションを試作し始めても、いつでもメッシュの修正ができるので助かります。
 高級な3Dソフトウェアは別次元として、手頃な価格帯でのいい選択肢の一つかも知れません。ほかのいくつかのツールの発展も期待していますし、相互のデータの行き来がスムーズにできるともっと安心して利用できることになるでしょう。
 結構なことができるだけに、さらなるモーションブレンド、キー編集などの機能が欲しくなります。

  • ボーンはMikoto仕様のため、ボーンのプリミティブがあるツールと比べて少し厄介な面はある。

YafaRay for Metasequoia (uolim0.0.0.0)の感触

  • リアリスティックな絵の確認にはよさそう
  • 何点かインストールが必要
  • テクスチャではアルファを不透明度扱いにはできない?
  • アルファテクスチャの意味が反転している?
  • 透明を利用したモデル(髪の毛)は多くの場合に問題が起きて厄介。モデルの意図としては、透明部分は反射も陰影も起きてほしくないが、いくつかのレンダラーの選択肢で多くの場合、意図と異なる結果になる。
  • これまでのMetasequoia本体ではライトの設定項目が少なく、レンダリングまでやらせる場合の難点の1つ。しかし、この点に改善が入る予定がある様子。

画像の内容

 上の画像は、現状のモデルをレンダリングさせてみた結果です。いろいろ未完成です。しかし、それでは先に進まない可能性もあるので、たまには出していきたいと思います。

  • 髪の色は、透過の問題回避のために、白に妥協している。
  • 手や武器など、メッシュのモデリングが完了していない部分がある。
  • 変形具合など、調整が必要な部分がある。
  • 背景は欲しいところですが、目下の目標と離れるので保留。
  • 肌や服の材質にスペキュラーを入れると、鏡面反射のような不自然な質感になるのではずしている。