アップデートパッチの処理方法

 まったく内容も完成形も見込みも示さないうちではありますが、実際の不都合が起きなければ、更新パッチを起動用あるいは本体プログラムからダウンロードする形になります。
 基礎実験はできました。HTTPを利用するのでRange指定できるウェブサーバとウェブを利用できるクライアント側の環境があれば、普通に利用できるものと思われます。
 これによって、配信元を複数用意することが比較的易しくなります。そんなに人気が集中するなんて考えられないですか。
 ただし、アーカイブは一括アップロードが基本になります。これについては差し替え中のダウンロードを手軽に回避するためのアクセス権を操作し、メンテナンス状況をアナウンスしながらアップロードするメンテナンスツールを用意した方がよさそうです。
 アップロードについては、ADSLの弱みを実感するところです。

 やろうと思えば、チェックサムを追加することも考えられます。また、現状ではアーカイブ内のファイル単位でのアップデートをサポートしていますが、中断されたときにファイル途中からのレジュームなどが考えられます。細かいパフォーマンス改善に関わることですが、実装に手数が掛かるため、保留としておきましょう。