Aspire 5745DG-A4E/L
2010-12-03に、ノートPC「Aspire 5745DG-A4E/L」を新調しました。
デスクトップPC(後述PC2010)が古くなり、力不足になっていました。また、主役のノートPC(後述M1330)がバッテリーなし、HDD空き容量不足の状況でした。
そんなことから、次のPC環境を検討していました。今回は「Aspire 5745DG-A4E/L」となり、気になる要素のうち「SSD」「マルチタッチ液晶」「携帯性」などは見送りました。
Acer Aspire 5745DG-A4E/L
3kg級なので、持ち運び用ではありませんが、低価格で3D VisionやDirectX 11に対応しています。そのほかについても、Windows 7 64bitやメモリ4GB(換装すれば最大8GB)となっていて、問題ない水準です。
OS | Windows 7 Home Premium (64bit) |
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CPU | Core i5-460M 2.53GHz |
メモリ | 4GB(2GB×2)DDR3-1066MHz |
ディスプレイ | 15.6" 1366×768 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GT425M 1GB |
ストレージ | 640GB HDD |
ほか | IRエミッター内蔵 / 3Dグラス付属 / etc. |
エクスペリエンス インデックス
- AS5745DG : ASpire 5745DG-A4E/L (GeForce GT425M 1GB / i5-460M 2.53GHz / Windows 7 64bit)
- D4 : WILLCOM D4 (Atom Z520 1.33GHz / Windows Vista 32bit)
- tx2105 : Tablet PC : Pavilion tx2105/CT (Turion 64 X2 TL-60 2.00GHz / Windows Vista 32bit)
- M1330 : Note PC : XPS M1330 (Core 2 Duo T7300 2.00GHz / GeForce 8400M GS / Windows Vista 32bit)
- PC2007 : Desktop PC : (GeForce 8800GTS 320MB / Windows Vista 64bit)
- PC2010 : Desktop PC : (Radeon HD5770 1GB (GV-R577D5-1GD-B) / Windows 7 64bit)
AS5745DG | D4 | tx2105 | M1330 | PC2007 | PC2010 | |
プロセッサ: | 6.6 | 2.7 | 4.8 | 4.9 | 4.3 | 3.7 |
メモリ(RAM): | 5.9 | 4.2 | 5.4 | 4.8 | 5.3 | 4.7 |
グラフィックス: | 6.6 | 2.9 | 3.2 | 4.0 | 5.9 | 7.4 |
ゲーム用グラフィックス: | 6.6 | 3.0 | 3.0 | 4.6 | 5.9 | 7.4 |
プライマリハードディスク: | 5.9 | 3.7 | 5.2 | 4.8 | 5.9 | 5.9 |
性能や機能は問題ない水準なので、個人的な事情では、グラフィックス性能がデスクトップ(上記PC2010)ほどでないことを除けば、これまでの環境よりも快適になるはずです。キーボードとタッチパッドの違和感に早く慣れることが課題ですね。CPUやメモリの性能も向上しているので、FF14の動作もPC2010よりも改善している印象です。
3D Vision
3Dグラスによる立体視です。
- IRエミッターで同期などの調整をしているのでしょう。IRエミッター部分をふさいだり、3Dグラスの向きが画面から大きく外れると、3Dグラスの機能が停止(両目ともにシャッターが開いた)状態になります。
- グラスは通常状態で色がついていることがわかります。立体視が有効になると、さらに暗くなります。クロストークは気になるほどではないようです。
- 基本的には奥に空間が広がったように表示されますが、部分的には手前に飛び出すこともあります。視差がないものは液晶画面の距離に見えます。
- 飛び出して見えるものの上に、視差のない2D描画などをすると、不自然な状態になりますね。
- 立体視となる場合には、フルスクリーンの開始と終了は通常より長く、何回か画面が切り替わる様子が見られます。
- 近くで見るとレリーフのような印象になり、引いて見たほうがそこに空間があるように感じられました。
- 上下左右に頭を動かして立体感を確かめることができます。シャッター方式なので絵が崩れるということはありません。
まだ、それほど体験できていませんが、「3Dグラスが必要」「非立体視と比べると明るさは低下する」という制限がありますが、「立体視を知る」「立体視コンテンツの具合を確認をする」にはある程度役に立つように思います。
開発情報は以下にあるようです。
- NVAPI: http://developer.nvidia.com/object/nvapi.html
- NVIDIA 3D Vision Technology for Developers: http://developer.nvidia.com/object/3d_stereo_dev.html
基本的にフルスクリーンの3D描画に対してドライバー側で3D Visionに対応するので、XNA Game Studioなどの3D描画でも処理を加えることなく立体視は有効になります。