海外版Windows Phone 7端末を開発に使う (5) 本人確認編その1

2011-08-19追記 「GeoTrustによる所在確認」は、法人のみ必要な手続きに変更されています。

 USB接続編をまとめる前に、本人確認編を進展させることにしました。
 2010-11時点では、GeoTrustによる本人確認の行程が大きなハードルとなっているためです。フォーラムなどからもわかる状況として、GeoTrustによる本人確認が混雑して、特に海外からのオーダーには目立った遅れが出ている様子です。

App HubアカウントのWindows Phone 7に関するアクティベーションを完了させるために必要なアクション

 Windows Phone 7端末でデバッグを可能にするには、まず、App Hubアカウントのアクティベーションが必要です。その中に「GeoTrustによる本人確認」があります。

  1. App Hubのダッシュボードで必要な情報を入力する。
  2. Windows Phone 7用のアプリケーションを登録する。アクティベーションを開始するためには、公開用である必要はなく、Windows Phone Developer Toolsで新しいプロジェクトを作り、そのままビルドしたXAPファイルを使って構わない。
  3. GeoTrustによる本人確認を完了する。これは2.を行なうことで初めて開始される。

 また、日本からのアクティベーションでは、いくつかの疑問点もあり、大きく遠回りして解決が遅れる可能性あることから、いくつかのアプローチを行ってみることにしました。
※疑問点の内容については、返答が得られ、整理でき次第とします。

アプローチ 結果
GeoTrustへのチャットでの確認 オーダー番号がない状況ですが、問い合わせの限りでは、このとき私のオーダーは確認できませんでした。以下のメールでの問い合わせをアドバイスされました。ただし、この時点では「まだ処理が進んでいない」のか「別の原因がある」のかは不明です。
mktcert@microsoft.comへの問い合わせ まず「App Hub」→「ダッシュボード」→「Windows Phone」→「サポート」のフォームから問い合わせるように自動返信がありました。よって、この段階では不要な手順のようです。
「App Hub」→「ダッシュボード」→「Windows Phone」→「サポート」のフォームでの問い合わせ 返答を待機中です。
本人確認編その2に続く