Kinect設置編

 それでは、設置です。具体的な設置については、部屋の事情に依存します。
 また、ゲームに依存しますが、足の動きを認識するゲームでは、机などで足元が隠れると都合が悪いことが確認できました。Kinectをテレビの上に固定する器具もあるようですから、死角ができてしまう場合には、そういったものを利用するのもよいかもしれません。

 設置場所について考えつつ、KinectをつないでXbox 360を起動してみましょう。次のような流れで調整があり、使い方を知ることができます。

つないで起動するとアップデートを行った後、この「Kinect センサー」画面が出て、Kinect センサーの調整ができます。
センサーの配置は、「床から0.6〜1.8mの間。テレビの上か下または中央付近。平らで安定した場所」です。Kinect センサーには、自動で上下の首振りがついています。設置の高さは範囲内であれば問題なく、自動的にセンサーの上下の向きが調整されます。私はこの後でゲームの具合を試して、テレビの裏側上方にある棚にしてみました。
音声認識 & チャット」では「周囲の雑音」「スピーカー ボリューム」「マイクの調整」の測定が行われ、「チャット マイク」のON/OFFの選択ができます。
ここでついに動きの認識状態を体験できるようになります。
自分の動きが自分のアバターに反映して表示されています。先日プレイを開始したFable IIIで手に入れたコスチュームを着ています。立ち位置を確認することになりますが、確かに、Kinectセンサーから1.8m程度まで離れた「プレイ エリア」が必要なようです。
続いて、基本的な使い方をみることができます。
Kinectセンサーが認識できる範囲を「プレイ エリア」と呼びます。
「手のひら」アイコンについて
「手をふる」
「ゲームの一時停止」のポーズ
Xbox!」(エックスボックス)と声に出して、音声認識ダッシュボードを操作できます。日本では、日本語で発音します。ささやき声程度でよいのでなかなか使えるかも知れません。
「ディスクをプレイ」などもあります。

 一通り終わるとダッシュボードに来ます。ダッシュボードで、音声認識や手の動きを使った操作も確認できます。

 必要に応じて、「システム設定」→「Kinectの管理」で調整しましょう。特に設置位置については、「Kinectの設定」でトラッキング画面で全身が映っていることや、顔と両手の位置に紫の点が表示され、正しく動きが認識されているか見ておくとよさそうです。

 さて、そろそろKinect対応ゲームで遊べそうです。