Windows Phone 7 SeriesにおけるXNA Game Studio 4.0

タッチ

  • シングルタッチは、マウスAPIで処理可能
  • マルチタッチは、Zune HDと同一のAPIが使える。Windows 7のマルチタッチ・ディスプレイでも機能する

プログラマブル・シェーダ

  • Windows Phone 7 Seriesは、完全にハードウェア・アクセラレーションされた3Dを持つ
  • しかし、XNA Game Studio 4.0のバージョンではWindows Phone 7 Seriesにプログラマブル・シェーダ機能を露出しない
  • 代わりに、BasicEffect / SkinnedEffect / EnvironmentMapEffect / DualTextureEffect / AlphaTestEffectを提供する

 XNA GS 4.0時点におけるWP7のグラフィックス対応については、ここが大きなポイントとなりそうです。独自のエフェクトはできないので、これらのエフェクトの組み合わせて、画面を作る必要があります。描画には、おそらくSpriteBatchクラス、SpriteFontクラスも適宜併用できると思います。

ディスプレイ解像度

  • 480x800 (WVGA) : ローンチ時のデバイス
  • 320x480 (HVGA) : 将来の更新で追加
  • バックバッファのサイズは任意
    • 自動的にディスプレイへ伸縮表示
    • 異なるアスペクト比については画面の縁に黒いバー

自動回転機能

  • 画面の自動回転機能をサポート
    • 描画とタッチ入力
    • ドライバで実装され、パフォーマンスのペナルティがない

Zune HD

 XNA Game Studio 4.0公表の現時点で、「Zune / Zune HDの開発は、XNA Game Studio 3.1にて継続」のようです。その先については詳細不明です。