一般的なパスワードや規約の難点

 あらゆるところで多用されるパスワードや規約ですが、問題も多いと感じます。しかし、どんな場合でも手軽に取って代われる別の手段があるかというと、難しいのが現状のようです。
 利用者は不便を感じていますが、サービス提供側に立つと、やはりこれらの仕組みを利用せざるを得ない状況がやってきます。
 一般的にパスワードについては、安全のためには使用箇所ごとに別に用意する必要があり、頻繁に使わないパスワードはどう考えても一般的状況では覚えていられません。記憶術やら暗記を駆使するなら別ですけどね。ブラウザが記憶してくれたり、メモをとったりという方法になりますが、それも利用の仕方によっては心配です。
 一般的に規約については、どこぞであったように思いますが、中間言語のようなもので記述し、社会の中で条文の定型化をはかり、もっと簡単に把握できるようにでもしなければ、難解すぎるというものです。
 難解なだけでなく、必要以上のあいまい性を含むことで、後から良いように解釈されることを多分に含む問題があります。利用者が困るだけでなく、提供者が真意を示せないこともあります。
 ここでは軽く難点があるという言及までとします。