PlayStation Homeサービス開始

 オープンβへ進む予定であったと思うのですが、国内日本語プレスリリースでは「サービス開始」とされ、その英語版では「Beta service」とされる不思議な展開で、PlayStation Homeのサービスが開始されました。

 アバターや景色はリアリティとディテールがあって、PS3世代感を受けます。アバターの調整項目は細かく、いつでも自由に変更できます。さっぱりした顔立ちを作るのは難しいようです。
 Homeの基本部分は、壮大なロビーとチャットの空間という印象なので、個別に設置されたゲームや、感情表現のモーションを除くと、仮想空間自体にはMMORPGのようなゲーム的な遊びはないようです。
 ディテールのあるモデルや、自由なアバターゆえに、場所を移動するときの処理時間や、周囲のアバターが完全な表示になるまでに遅延があります。オンラインゲームのロビーとしての利用や、宣伝媒体としての基本システムと見なすには、少々重い印象です。どう活用していけるのか気がかりです。