MH/MHG / モンスターハンターを紹介する
- 対象
今現在、ビデオゲームらしいゲームにおいて、ゲーム性と雰囲気で期待が持てるシリーズとして、時々詳しく紹介したくなることがあるので、書いてみました。
※基本的にオフライン視点での情報です。
雰囲気
飛竜や恐竜と対峙したり、採集したりといった、狩猟採集を生活基盤とするちょっと強靭なハンターになって遊ぶゲームです。飛竜との戦いがとても熱いのに、大きな武器を振り回したり、肉を焼いたり、飛竜から必至になって逃げたりと、ちょっと愉快なノリがあるところがポイントです。
- 留意点
- 血飛沫などは視覚効果っぽくなっているとはいえ、若干グロテスクかも知れません。襲ってこない草食恐竜に手を出すのは気が引けるかも知れません。しかしながら、それが狩猟採集生活なのです。
アクションゲーム
動きの多くは用意されたモーションに拘束されていて、その制約による駆け引き、存在感、武器の重量感が高くなっています。
格闘ゲームを作ってきたカプコンらしく、武器がクリーンヒットしたときの感触は手ごたえが感じられます。はずしたり、はじかれたりすると、攻撃のつながりやタイミングが変わることもゲーム性の重要な点です。
- 感触
- 視覚効果
- 効果音
- 命中による動きの減速
- 振動(デュアルショック)
目標達成という結果だけにならず、アクションゲームとしてプレイ過程そのものが楽しく、比較的飽き難いと思います。
武器の入力操作がアナログスティックであることも印象的です。(ただし、入力の程度は攻撃の威力などとは関係ありません)
クエスト
クエストを1つだけ受注してクリアかリタイアをして戻ってくるのがゲームの流れです。クエストは開始すると停止することのできない制限時間があります。クエストにはクリア条件があり、討伐・捕獲・採集・運搬に分類されています。
戦闘
オンラインモードがあることもあり、ほとんどがリアルタイム進行です。最も重要な戦闘は、飛竜との戦いで、強い相手にはクエスト制限時間との戦いとなるくらいです。こなれた弱い飛竜でも数十秒は必要です。
腕を磨かねば勝てぬ
装備や消耗品があるとはいえ、キャラクターは成長しないので、プレイヤーの腕が強さに大きく関わっています。
- 武器系統ごとにかなり異なる動きをするため、それを体得する。
- ガードと回避の使い方を学ぶ。
- 飛竜の動きを観察し、先手を取れるようにする。
- 消耗品の効果的な使い方を学ぶ。
視点
三人称視点のゲームなので、一人称視点ほど状況把握は困難ではありません。
※ただし、壁際のカメラ挙動はあまり評判が良くありません。壁際には注意しましょう。
装備
アクションゲームなのですが、RPGを思わせる装備の概念があります。一方で、キャラクター自身は成長しません。装備は目標ともなり、より強い相手に挑みやすくなります。
その装備は、基本的なものは購入が可能ですが、その先は素材を使った生産や強化をする必要があります。
※装備は性能やスキル(効果)とともに、視覚・効果音の変化もあります。
素材
装備の生産や強化は素材と予算を用意して武器屋で行えます。基本的な装備が武器屋で購入できることを以外には、特別な場合を除いて、装備品は直接手に入りません。
購入できる素材は基本的な消耗品ばかりです。以下の狩猟採集によって調達します。「ハンティングアクション」のジャンル分けの意味を理解するポイントとなります。
素材の主な入手方法
調合
- 2つのアイテムから1種類のアイテムを作る。
- 複数個できるものもある。
- 未知のレシピでも材料があれば調合できる。
- 成功確率がある。調合書を持ち歩けば引き上げ可能。
- 失敗すると「燃えないゴミ」になるが、まだ使い道はある。
- 歩きながらでも調合でき、調合には一呼吸の時間がかかる。これもゲーム性である。
プレイ時間
長くても50分ほどのクエストの時間制限があるので、オンライン・オフラインどちらでも区切りはつけ易くなっています。MOACTであるため、MMORPGでありがちな連続長時間プレイは必須ではありません。
モンスターハンターの顔のような存在である飛竜リオレウス討伐は最初の山場であり、アクションの腕や要領のよさによりますが、十分なプレイ時間を必要とするでしょう。それまでにいくつかの慣れが必要な小山があるので、突破できるかどうかが、一人前のプレイヤーになれるかどうかのポイントとなるでしょう。
これから初めてやるなら、モンスターハンターとモンスターハンターGの2択ならどっち?
ほとんどの要素が引き継がれているので、モンスターハンターGだけで構いません。
(この時点で発売前のモンスターハンターポータブル・モンスターハンター2を考慮から除く)
オフラインだけでも楽しめる?
私は(この時点で)オフラインのみしか体験していないのですが、オフラインだけでも十分楽しめます。ただし、希少素材・装備・モンスターのいくつかはオンライン限定となっているので、悔しく思うかも知れません。
やりこむと確率の低い素材が欲しくなるかもしれません。時間と相談をしてみましょう。