Alan Wake(アラン ウェイク)
Alan Wake(アラン ウェイク)をノーマルでクリアをしましたが、よくできていました。続けて進めたくなるスムーズなゲーム進行が楽しめます。
Alan Wakeは、オフライン1人プレイ専用のXbox 360用ゲームです。全編に渡って、田舎町「ブライトフォールズ」を舞台に、プレイヤーは主人公のベストセラー作家「Alan Wake」としてプレイしていきます。
ゲームのジャンルは「アクション サイコスリラー」ということで、ストーリーは謎めいていて、ある種の恐怖を描いています。ドキッとする演出するはありますが、グロテスクな部分は特にありません。
ドラマのようなストーリー進行
ゲーム全体はいくつかのエピソードに分かれていて、エピソードが終わると歌が流れます。続いて、『これまでの「アラン ウェイク」』で振り返り、次のエピソードが始まります。まるで海外の連続ドラマのようです。
ゲームの会話
会話は、カットシーンを除いて、歩いたりアイテムを拾ったりしながらでも、音声によって進むので、ゲーム進行はスムーズです。また、会話に伴ったしぐさもあって、ドラマや映画の世界でプレイしている感覚で楽しめることが特徴です。
会話内容は日本語吹替になっていて、日本語字幕を加えることもできます。翻訳や吹き替えは良好です。自然にストーリーへ集中できました。
TPS形式のアクション
操作方法や視点は、TPS(サード・パーソン・シューティング)のスタイルです。特徴としては、登場する敵が「闇に支配された者たち」であることです。倒すには、光で照らしてバリアをはがし、銃などで攻撃します。基本的に倒すことが目的ではなく、得られるものはないので、可能ならば振り切って先へ進むことができます。敵が現れたり、攻撃を受けそうになったりして、危険がせまるとスローモーションになるので、回避ボタンをタイミングよく押すことでかわすことができます。操作はスムーズで快適です。
ときどき徒歩以外に、車の運転も登場します。
マップ(レベルデザイン)
TPS形式のアクションにより、ストーリーに沿って「ブライトフォールズ」の中を移動しながらゲーム進めていきます。
ストーリー展開に従って「ブライトフォールズ」の森の山道や施設などを移動します。現在のタスクを進めるための目的地は基本的に定まっていて、コンパス上に目的地の方向が示されます。設定上、夜の森を歩き回ることが多いのですが、コンパスやレベルデザインにより、迷うことはほとんどありません。順にチェックポイントを通過することでセーブが行われます。多少の寄り道もありますが、自由にどこへでも行けるわけではありません。窮屈すぎず、広すぎず、遊びやすく調整されています。
光と影の3Dグラフィックス
ストーリーや映像を含め、全体的に写実的です。ストーリーやゲームシステムには光と闇が関連していて、3Dグラフィックスでも、街灯や手に持った明りが作る光と影がしっかりと描画されています。