SOFTIMAGE|XSI Foundation

DCC環境

• 我がLightWave 3Dは6.5bからアップグレードを凍結していて、LightWave v9を検討したが十分な環境とは思えない。
• 唐突にSOFTIMAGE|XSI Foundationを注文した。
  • 5.0に6.0英語版ダウンロードがついてくる。
  • 6.0では公式のXSI SDKにC#版APIがあり、C#利用者としては開発能率上で大きな可能性を感じた。
    • 3Dゲーム制作を考えると、ゲーム本体とDCC間で試行錯誤を繰り返すためのワークフロー改善の糸口があることが重要。
    • 回転にクォータニオンが選択できる。
      • LightWaveでは内部にクォータニオン計算が導入されたといっても編集上はオイラー角であり、クォータニオンで管理したいプロジェクトでは根底から標準機能を否定することになり、困難を感じていた。
    • プラグイン・アドオンAPIについても、XSIではCOMベースであり、古典的C言語APIのLightWaveと比べると、高度な機能実現への柔軟性に差があると感じる。
      • マネージド言語ならCOMの面倒な部分は隠され、XSI SDK自体が.NETをサポートしていて、クラスとして比較的すっきりしたコードで記述ができる。
      • ただしリフレクションで動作しているところがあるようで、インターフェースの継承実装ほど自明なコーディングにできない部分がある印象。
  • 急遽決めたため、機能・安定性などで良し悪しは十分確認できてはいない。
  • C# / HLSL / Vista / DirectX 10対応といったゲーム制作に魅力的な足回りも、Microsoftが一時保有していたおかげと見ていいだろうか。
  • これから製品版の到着を待って詳細を見ていきたい。