PSP / Windows XPを無線アクセスポイントにする
無線LANルータや無線LANアクセスポイントの専用機器は持ち合わせておらず、Windows XPのPCを経由して接続しようとする場合の方法についてです。使用する機器や設定により、以下の例の通りに設定しても動かない可能性がありますのでご注意ください。
GIGA-BYTE Wireless Utilityの場合の参考設定
無線LANのPCIカードがGIGA-BYTEのものなので、GIGA-BYTE Wireless Utilityを使う場合についての参考設定です。
Windows XP / ネットワークブリッジ接続をする
ここでは別の都合でサーバ設置などの際に困らぬように、DHCPは用いずに、IPアドレスは固定するものとします。
今回の接続構成(説明に必要なもののみ記載)
PSP ⇔ IEEE 802.11b (無線LAN) ⇔ Windows XP (PC) ⇔ 100Base-TX ⇔ ブロードバンドルータ ⇔ ADSLモデム ⇔ ADSL ⇔ インターネット
- コントロールパネル
- ネットワーク接続
- ローカル エリア接続 (100Base-TX)
- ワイヤレス ネットワーク接続 (IEEE 802.11b)
- ネットワーク ブリッジ : 上記の動作が確認できたところで、ブリッジ接続したい2つ以上の項目を選択して、ブリッジ接続をすると作成されます。選んだ接続群が単体の通信機器であるかのように、1つのIPアドレスになるようです。
- インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ
- IP アドレス : このPC (Windows XP)のIPアドレス。個人的に固定を選択
- デフォルト ゲートウェイ : ブロードバンドルータのIPアドレス
- 優先 DNS サーバー : ブロードバンドルータのIPアドレス
- インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ
- ネットワーク接続
PSPのネットワーク設定
今回の構成における参考例です。
- 設定
- ネットワーク設定
- インフラストラクチャーモード
- ワイヤレスLAN設定 : 「手動で入力する」
- SSID : PCで設定したものと合わせる
- ワイヤレスセキュリティ設定 : 「WEP」
- WEPキー : 今回はPCのKey#1のところと合わせることになる。この部分は、入力文字数からHEX/ASCIIと64/128bitsが区別される作りになっているので、いずれかのキーの形式にあう文字種と文字数が要求される。
- アドレス設定 : 「カスタム」
- IPアドレス設定 : 「手動」
- IPアドレス : PSPが名乗るIPアドレス
- デフォルトルータ : ブロードバンドルータのIPアドレス
- プライマリDNS : ブロードバンドルータのIPアドレス
- プロキシサーバー : 「使用しない」
- インターネットブラウザ : 「使用しない」
- インフラストラクチャーモード
- ネットワーク設定
- 接続テスト
正常に接続できるときは、数秒で完了するようです。無線接続が成功していて、DNSが見つけられないときは、結果が出るまでに時間が掛かるようです。
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- 電波強度 : 参考になるでしょう。
- インターネット接続 : 「成功」が出るように設定しましょう。